取り付く島もない(とりつくしまもない)

こんにちは(^^)/

 

加美町中新田にある学習塾の験匠です。

 

 小学校の国語を一緒に勉強している中で、いろいろな慣用句(かんようく)が出てきます。

 ふだん何気なく使っているものもあれば、あまり使う機会が無いもの(会話の中でさりげなく使ったらカッコいいもの)、意味を勘違いして覚えていたものなど、あらためて勉強してみると面白いものです。

 

ちなみに「慣用句」とは、2つ以上の言葉が結びついて、元の言葉とは違う特別な意味を表す言葉のことです。

 

たとえば・・・「のどから手が出る」ほどバイクが欲しい・・・と言う場合。

本当に「のどの奥から手が出てくる~」わけではありません(ホラーみたい)

(⇒すごく欲しくてたまらない様子)を表現する慣用句です。

 

こんな感じで、興味深い慣用句(間違いやすそうなもの等も)を、見つけたら紹介したいと思います。

(^^)v

 

今日は・・・・

『取り付く島もない』(とりつくしまもない)

※「取り付く島がない」とも言う

 

(意味)

相手が無愛想(ぶあいそう)で、話も出来ない様子。

たよりにしたくても、まったく助けとならず、たよれない様子。

 

(使用例)

店員さんに注文したいけれど、忙しすぎるためか、とても機嫌が悪いようで「取り付く島もない」

 

(間違い例)

×(取り次ぐヒマもない)

×(とりつくヒマもない)

「島」と「暇(ヒマ)」を勘違いしているケースが多いようです。

 

(なりたち)

船で遭難しそうになったり、おぼれそうな時に、助けになる「島」がないように、頼るものが無いということからできた慣用句。

 

正しく使いましょう。

\(^0^)/

 


 

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