こんにちは(^^)/
加美町・中新田の学習塾「験匠」です。
「遊んでばかりいて、さっぱり勉強しないんです」という相談をよく受けます。
「さっぱり勉強しない」というのは、ちょっとだけ辛いところですが、「遊ぶこと」や「運動すること」(体を動かすこと)は、もっともっとしたほうが良いと思います。
特に入園前から小学4年生くらいまでは、遊びや運動から多くのものが得られます。
特に「集中力」ですね。
幼い子にとっては、ジャングルジム、鉄棒、滑り台、ブランコなど、ほとんど全ての遊びに集中力が必要です。
ボールを使った遊びや運動も、集中力を発揮する効果が高いといわれていますね。
大人になると何でもないようなことでも、子どもにとっては手や足の動きに注意して遊ぶこと、ブランコを上手に乗ったりすることは、かなりの集中力が必要になります。
それから、根気や頑張る力ですね。
鉄棒、跳び箱、縄跳び、うんてい、水泳など、どれも「出来なかったことが出来るようになる」という成長の過程を経験することが出来ます。
出来ない時に「我慢する」「耐えて努力する」という経験も大切です。
はじめは出来なかったことが、なんども挑戦して出来るようになるという経験は、子どもの自信につながり、ゆくゆくは運動以外の様々な場面でも「集中して、なんども挑戦すればできる」という自信につながっていきます。
この経験が幼い時期に無いと、「出来なくたっていいもん」とか「私は苦手だから挑戦しない」とか、そもそも「出来るようになる喜びを知らない」とか「努力するくらいなら出来ないままでいい」というようになる事があります。
幼いうちは特に五感(聞く・見る・嗅ぐ・味わう・触る)の経験をたくさんつんだほうが良いとも言われています。
直観力や想像力の基礎になるのだそうです。
どんなふうに見えるのか、どんなふうに聞こえるのか、触った感触は、どんな匂いがしたかなど、経験させて、感想を言葉にさせてみるのが良いそうです。
ゆくゆく教科書や本を読んで勉強する時に、「音」「匂い」「感触」「味」「見た目」など、実際の経験が全く無いと、想像したり表現したりすることが難しくなります。
人間は、まったく見たこともない、やったことも無い、感じたことも無いことは、理解できないのだそうです。
「勉強に直接関係ない」とか「プロ選手になるわけではないから」とか言わずに、遊びも運動も、一生懸命に取り組む経験が大切ですので、とくに低学年までのうちは、もっとたくさん遊び、運動して欲しいと思います。
※ここでいう「遊び」には、いわゆる「ゲーム機」「スマホ」「モバゲー」などの種類は含みません。
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