好きこそものの上手なれ?

こんにちは(^^)/

 

加美町・中新田の学習塾「験匠」です。

 

「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。

意味は、どんなことであっても、人は好きなものについては一生懸命に取り組んだり、勉強・工夫したりするので上達が早い・・・ということだそうです。

(無理してイヤだと思いながらやっても、成長しないよ~)ということらしい。

 

たしかに、勉強でもスポーツでも、好きで(得意で)やっている人は、たくさん練習するし、良い結果を求めて努力しているように思います。

 

しかし、「導入部分」(はじめのころ)については、どうでしょうか。

 

例えば『走るのが好きだ』といって、しょっちゅう走っている人がいます。

その人が、もし子どもの頃から足が遅くて、徒競争やマラソンで「いつもビリ」だったら、そもそも「好き」になるでしょうか?


例えば『英語が好きなので、英語を使う仕事に就くために海外の大学で勉強したい』という人がいます。

 その人が、もし『be動詞の勉強から苦労して、テストの結果がいつも赤点』ばかりだったら、そもそも「好き」になるでしょうか?


とくに「導入部分」(はじめのころに)においては・・・

×【好きだから】⇒【がんばる】⇒【上手になる】

ではなく

◎【上手にできたから】⇒【がんばる】⇒【好きになる】

なのだと思います。


 

塾生に対する「学習状況調査」からも傾向が見てとれます。

 

出来る科目(点数のとれる科目)⇒⇒好きな科目

出来ない科目(点のとれない科目)⇒嫌いな科目

 

という傾向があります。

 

入塾前に点数が低かった「数学」(嫌いな科目)が、半年後に「点数のとれる科目」(好きな科目)に変わるというケースは良くあります。

 

保護者の方は、まずは「勉強を好きにさせよう」と苦労します。

しかし、なかなか「好きにさせよう」⇒「好きになる」というのは難しい。

 

むしろ「点数を取れるようにさせる」方が、ずっと簡単で確実なのではないでしょうか。

 

そうすると・・・・

【出来る(得点できる)】⇒【うれしい】⇒【がんばる】⇒【好きになる】⇒

という流れになると思います。


いかがでしょうか。

 

 

まずは「出来る」「分かる」「点数がとれる」ところから始めてみませんか。

 

「好きになる」のは、その後でも充分だと思いますよ。

 


 

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