小5や小6のテスト結果より

こんにちは(^^)/

 

加美町・中新田の学習塾「験匠」です。

 

「小学生の時は出来ていたのに・・・・」

「中学校に入ったら難しくなって、分からなくなって・・・・」

 

という話をよく耳にします。

 

これは、半分合っていて、あと半分は「誤解」だと思います。

 

たとえば、小6のテストで算数・国語の点数が各75点だったとします。

これは「出来ている」のか「出来ていない」のか。

 

基準・感じ方はそれぞれです。

良い・悪いを決めるわけではありません。

 

しかし、小学校のテストの点数と、中学校のテストの点数は一律に比較できないことがほとんどです。

 

一部の成績上位者について例外はありますが、一般的なケースを見てみると、中学のテストの点数は小学時代と比べて10~20点下がるケースが多く見られます。

 

(例)

小学国語(95点)⇒⇒中学国語(85点)に・・・

小学算数(80点)⇒⇒中学数学(60点)に・・・

小学社会(75点)⇒⇒中学社会(55点)に・・・

小学理科(60点)⇒⇒中学理科(40点)に・・・

 

こんな感じです。(もちろん下がらない人もいます)


なぜ、このようになるのか???


その多くは『小学生の勉強がしっかり出来ていないから』だと思います。

 

例えば「数学」ですが、中学生で「数学が苦手」という人の多くは、小学校で習った「小数」「分数」「かけ算」「わり算」「図形」などが身についていないままの生徒が多くいます。

 

中学に入って「急に出来なくなった」というのは誤解です。

土台(基礎)が出来ていない上に、積み重ねられなかっただけです。


時々「小学生のうちは、そんなにまだ勉強しなくてもいい」と言っている方がいらっしゃいます。

 

 家を建てるときに「基礎(土台)工事は、そんなにしなくていい」と言うでしょうか・・・?

 

 基礎(土台)がしっかりしていれば、2階建て・10階建てのビルだって建てられますが、基礎が弱ければ「平屋」の建物だって難しいでしょう。

 

 小学生のお子さん自身は、この事に自分で気がつく事が出来ません。

 

どうか、大人の方(お父さん、お母さん)が早めに気が付いてください。

 

そして、基礎(土台)だけは、親の責任で作ってあげてください。

 

将来、3階建て、5階建て、30階建て、どんな建物を建てていくのか、それはお子さんの自由です。

 

しかしそれは、「土台があってこそ」の事です。

 

 親が子どもの面倒をいつまでも見れるわけではありません。


それに、中学・高校になってから「親の言う事」を聞くかどうか・・・。

「勉強しなさい!!」(親)⇒⇒(ハイ分かりました!)(子)

・・・・・、難しいと思いますよ・・・。(^^;)


 

 せめて「小学生」の時くらいは、子ども任せにしないで、しっかりナビゲートしてあげて欲しいと思います。

m( .  . )m

 

よろしければ、お手伝いは「験匠」が承ります。

(^^)v

 


 

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