こんにちは(^^)/
加美町中新田の学習塾「験匠」です。
今日は歴史の話です。
日本は、江戸時代に幕府によって禁教(キリスト教)、貿易統制、外交独占の体制がとられていた時期があり、このことを「鎖国」と呼んでいます。
幕府の考えとしては、民衆が領主や幕府に対してまごころを尽くして仕えることを望んでいたのですが、キリスト教は「神様への信仰の方を重んじる」というものだったので、幕府的には都合が悪い(気に食わない)ということだったのでしょう。
そこで、キリスト教を禁止し、あらたに国内へキリスト教の考えが入ってこないように、海外渡航を禁止し、外国に行っていた日本人が帰国するのも禁止したりしたそうです。
長崎では、町に住んでいたポルトガル人を出島というところに移動させて、一般の日本人と交流できないようにしたそうです。
※島原・天草一揆の後、1639年にポルトガル人は追放された。
ただ、「鎖国」と言っても、まったく外交が無かった訳ではなく、キリスト教の布教活動の影響がないオランダ、中国(清)や朝鮮、琉球(今の沖縄)、蝦夷地(今の北海道)などと交流がありました。
その「鎖国」時に窓口となっていた場所(4箇所)が、よくテストできかれます。
その4箇所は・・・・
「なつサマー」
です。
な・・・長崎(オランダ・中国と貿易)
つ・・・対馬(朝鮮と貿易)
サ・・・薩摩(琉球王国を通じ中国と貿易)
マ・・・松前(蝦夷地※アイヌと交易)
それぞれの場所は、教科書などの地図で確認してくださいね。
\(^0^)/