こんにちは。
加美町中新田にある学習塾の験匠です。
今日は「小学生の国語」についてコメントしてみたいと思います。
一般に小学生が塾で習う科目で1番人気なのは、おそらく「算数」です。
最近は「英語」を勉強しに行くケースも多いようです。
「国語」は、3番目・・・・でしょう。
(理・社のリクエストは少ないので、実質的には最下位ですね・・・)
一般的に、国語の受講が少ない主な理由は2つあるようです。
①「国語の勉強=漢字練習」なので、自宅で出来る・・・・という考え。
②日本語は話せるし、文字も書けるので困っていない・・・という考え。
(英語は「話せないし・書けない」から、勉強するけど)
いろいろな方から話を聞くと、だいたい上記2つにまとまるようです。
しかしながら『勉強で何か困っていることは?』という問には・・・・
●計算は得意だけど、文章題が分からない
●教科書は読んでいるけど、分かりにくい
●参考書が難しくて分からない
●もっと簡単で分かりやすい問題集がないか探している
●通信教育の教材をとっても、使わないで残ってしまう
●先生の説明を聞いても分かっていないようだ
●図形の問題が苦手だ
●本を読むのが好きではない(マンガは読むこともある)
●作文が苦手(書くのがキライみたいだ)
●読書感想文が書けない
●問題文で何をきかれているのか分からないようだ
●字を丁寧に書かないのが困る
●落ち着きが無く、しっかり問題を読まない
●家ではほとんど勉強しない
・・・・全体的に「文章の読み書き」に関する困りごとが多いように感じます。
⇒⇒だから、塾に入れて『まずは算数から勉強を!』・・・となるようです。
気持ちは分かります。
?(^^;)・・・分かるような気が・・・??します。
が。
算数ではなく「国語」の受講を検討してみてはいかがでしょうか。
(もちろん、算数も受講して頂いて構いませんが)
個人的には「国語」の受講をおすすめします。
小学生のうちは特に。
もっと大きくなって「音読するのを恥ずかしがる」とか「自分のことを作文に書くのを嫌がる」というような年齢になってからでは、ますます国語の勉強から離れていくようになってしまうと思います。
ちなみに、中学生が塾で勉強する科目の中心は「英・数」です。
(小学校の時よりももっと国語の勉強をしなくなるみたいです)
ですから。
「国語」の基礎(土台)は小学生のうちに・・・・。
(出来れば高学年になる前に・・・・)
いかがでしょうか。
m(..)m