確率と倍率

こんにちは(^^)/


今日は土曜日。

通常の受講はありませんが、宮城県公立高校入試の後期選抜が近いので、朝9時~教室開放しています。

 後期選抜まで、あと5日です。

しっかり勉強して試験に臨みましょう。


 そういえば先日、各高校の出願状況についての発表があり、「出願倍率」も公表されました。


 験匠のある北部地区は「ほぼ予想通り」(例年通り)でした。


例年通り・・・といえば、もう1つ「例年通り」があります。


 それは、「確率」と「倍率」を混同してしまい、いらない「不安」を生んでしまう現象です。(数学で確率の勉強をがんばったからかな?)


例えば、100人の定員に対し200人の受験者がいたとします。

「出願倍率」=2倍です。


100人合格して、100人不合格になります。

もう少し正確に言うと、「1位~100位までが合格」、「101位~200位が不合格」ということです。

 つまり、100位までに入るような点数が取れていれば良いということです。

(実際は内申点なども影響しますが)

70位に入っているようだと、なお良いですね。


そして、これまで「合格圏に入るように勉強してきたわけです」(今も)

\(^^)/




これが、「確率」という考え方だと話が違ってきます。

200人のうち100人が合格・・・

「確率」=2分の1.


いわゆる「2人に1人しか受からない」とか「クラスの半分は落ちる」とか。

もっと言うと「大親友のA君、B君、どちらか1人は必ず落ちる」とか。


そんなぁ~(^~^;)(笑)


高校入試は「抽選」ではありません。

問題集にあったような「コインの裏表」で決めるわけではありません。


「100人も落ちるんだって、どうしよう・・・・」とか。

「2人に1人は落ちるんだって、どうしよう・・・・」とか。

「クラスの半分は落ちるんだって、どうしよう・・・・」とか。


必要の無い「不安」まで抱え込まないでくださ~い。

「確率」ではありませんから!!


「袋の中の「赤球」と「白球」の、どっちを取るか?どっちが自分か?」

・・・・みたいなイメージは無くしてくださいよ。

(^^;)



もし自分が「合否ボーダーライン」付近(模試の結果等で把握しているはず)にいるのであれば、漢字やら理社の用語やら、1点でも多く得点できるように勉強してくださいね。

(^0^)v



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