「洗濯」と「テスト勉強」を比べてみる。
洗濯の目的(ゴール)は何だろうか?
おそらく『汚れを落とす(キレイにする)』ことだろう。
ということは・・・・・
「洗濯した」=「汚れが落ちた(キレイになった)」
であろう。
そして、もしも「汚れが落ちていない(キレイになっていない)」場合、
それはきっと『洗濯していない(洗濯できていない)』ということになるだろう。
次に・・・・
テスト勉強の目的(ゴール)は何だろうか?
おそらく『テストで答えを書くことが出来る(知識が身につく)』ことだろう。
ということは・・・・・
「テスト勉強した」=「答えが書けるようになった(点数が取れる)」
であろう。
そして、もしも「答えが書けない(点数が取れない)」場合、
それはきっと『テスト勉強していない(勉強できていない)』ということになるはずだ・・・・。
このことが(意識する・しない・に関わらず)分かっている人は、いわゆる「勉強ができる人」(点数が取れる人)なのだと思う。
反対に、このことが分かっていない人は、勉強のできない人(点数の取れない人)ということになるのだと思う。
つまり、「洗濯の目的(ゴール)」=「汚れが落ちる(キレイになる)」ということを知っている人は、キレイになるまで何度でも・工夫して・頑張って、洗濯するのである。
その結果、「汚れが落ちる(キレイになる)」というゴールにたどり着く。
そして、分かっていない人の多くは、まだ「汚れが落ちていない(キレイになっていない)」のに、洗濯をやめてしまったりする・・・。
何度も繰り返したり・工夫したり・頑張ったりしない。
※ゴールが何なのか分かっていないからなのだろう。
そして多くの場合「洗濯したの?」と聞くと『やったよ!やったよ!』という。
ただし残念ながら「洗濯した」=「キレイになった」にはなっていない。
勉強についても同じ状態なのだろう。
『勉強したよ!したよ!!』
『英単語20回ずつ、3ページも書いたよ!!』
(1つも覚えてないけどね!)・・・みたいな状態だ。
よく『テスト勉強のやり方が分からないので~~』という話を聞くが、「やり方」の前に、「ゴール」が何なのか?分かっているのか?確認してみることをおすすめしたい。
もしも、「今日のテスト勉強の目標は何?」という質問に、「単語を10回ずつ5ページ練習すること」・・・みたいな返事が返ってくるようだと、ちょっと心配である。
『勉強しているのに、点数が取れない』という場合、このことに原因がある場合が多いように思う。
(もちろん、全員ではないが)